【中国「国慶節」】ことしは「節約」意識する観光客が増加 海外旅行先の人気1位は日本

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1日から中国の大型連休「国慶節」が始まりました。のべ23億人が移動するとみられています。海外旅行先の人気ナンバーワンは日本。観光客を取材すると“節約”を意識する人が増えていました。

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■人気の海外旅行先1位は日本 予算「300万円」も

まるで通勤・通学ラッシュのように鎌倉高校前駅から続々と出てくる人たち。

1日から中国の建国記念の日にあたる「国慶節」に伴う大型連休が始まり、人気バスケ漫画「SLAM DUNK」の聖地、鎌倉高校前駅の踏切には多くの観光客が訪れていました。

誘導員
「離れてください! 危ない!」
「ここで止まらないで! 動けないですよ」

観光客が歩道に立ち止まり撮影するなどの危険行為が相次いでいるため、誘導員を増やすなど対策を強化しています。

ことしは、国慶節でのべ23億6000万人が移動するとみられています。上海にある駅構内では、旅行に向かう人で大混雑していて、息苦しいほどの熱気に包まれていました。

戦後80年のことし、関連映画の公開が相次いだことで反日感情の高まりが懸念されていましたが、大手旅行会社によりますと、人気の海外旅行先1位は日本です。

東京の空の玄関口、羽田空港では、中国人観光客が続々ときていました。

北京から来た人
「たくさん買い物すると」
「足りないからね。スーツケースの中にもう一つスーツケースが入ってます」

別の男性は、札束を封筒に入れていました。

北京からきた親子に話を聞きました。

――予算はいくら?

北京から来た家族
「制限はありません。欲しいものを全部買います。300万円」

■“節約”意識する人も増加

思う存分、日本旅行を楽しむ人もいる一方、ことしは節約を意識する人も増えているようです。

東京・上野動物園は、あいにくの天気の中でも多くの人でにぎわっていました。10月1日は都民の日のため、誰でも入園料が無料なのです。

上海からきた親子は、無料だと知り…

上海からきた親子
「Very Lucky Day!(きょうはラッキーだ!)」

実は、中国のSNSでも、国慶節に無料で入れるスポットとして上野動物園を紹介。無料で楽しめるおトクなスポットとして、東京都の施設が紹介されているのです。

広東省からきた人たち
「動物園が無料だなんて本当にラッキー! やっぱり無料だとうれしいね」

買い物でも節約志向になっているようです。

千葉県木更津市にあるアウトレットにいた北京から来たカップルは、お店に入るもなにも買わず、今度は雑貨店へ入りました。

北京から来たカップル
「中国の半額ぐらいですね」

――買わないんですか?

北京から来たカップル
「もう持っているから買わない」

フィギュアやフェースパックなどを見て回りますが、すでに購入していた洋服以外は買わず、帰ることにしました。

北京から来たカップル
「数年前は目についたパックを全部買っていたけど、今は口コミを見ていいものがあれば買うようになった」

一方、香港からきた人は、500円引きになるクーポン2枚を利用しておトクに買い物をしていました。

インバウンドの調査をする会社によりますと、高級ブランド品よりも医薬品や食品など“本当に必要なもの”選ぶ傾向があるといいます。

その背景の1つに…

北京から来た人
「経済はあまりよくない。予算は3~4割減りました」

中国の景気の悪化が大型連休にも影響しています。
(2025年10月1日放送「news every.」より)

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